おおいた演劇の会
代表者
清末 典子
事務局長
堺 絵理
所在地
大分市 末広町2-6-17 朝日プラザ末広1-1003
電話番号
090-5934-0984
FAX番号
0977-67-7117
設立
平成19年7月1日
会員数
16名
ウェブサイト
http://oitaengeki.syoutikubai.com/関連イベント
- 第15回 朗読劇「蝉なきやまず~大分の空襲より~」
- おおいた演劇の会15周年記念公演「教室に灯りの点る頃」
- 第12回 朗読劇「蝉なきやまず ~大分の空襲より~
- 第10回朗読劇「蝉なきやまず~大分の空襲より~」
- 演劇公演「花人~桜舞う、あなたの居る場所~」
- おおいた演劇の会10周年記念公演「ヴェニスの商人」
- 第5回ピースリーディング 蝉なきやまず~大分の空襲より
- 第5回ピースリーディング 蝉なきやまず~大分の空襲より
- 第5回ピースリーディング 蝉なきやまず~大分の空襲より
【団体の概要】
おおいた演劇の会は大分県内の劇団・演劇関係者が集まり発足しました。「大分の演劇活性化」を活動の軸に、地域の舞台芸術文化の発展に寄与し、演劇のすそ野を広げることを目的とした企画・運営を行っています。朗読劇「蝉なきやまず ~大分の空襲より~」をはじめ、地元大分を題材にした作品を多数上演しており、演劇を通して地域や社会、そこで生きる人々を見つめます。
主催公演やワークショップなどでは演劇経験に関わらず参加者を募っており、様々な方が演劇に興味を持ち参加するきっかけを作ることで、持続的な演劇活性化へとつなげます。
【令和6年度の活動】
○第15回朗読劇「蝉なきやまず~大分の空襲より~」公演
【開催日】2024年8月31日(土)15:30開演
【開催場所】iichiko総合文化センター 1階 アトリウムプラザ
【出演】大分演劇人有志(一般10名、子役1名)
【観客数】150人以上
◆本作品は大分大空襲を題材にした朗読劇で、開催15年目の節目を迎えました。出演は演劇経験問わず一般公募で集まった県内在住の小学生~70代までの11名。約4か月間の稽古では演技指導をはじめ、戦時中の生活や大分の様子を調べあいながら学び、創りあげました。
公演当日は台風の翌日ということもあり開催が危ぶまれましたが、幸い天候にも恵まれ、150人以上が来場しました。観劇された方からは「5歳の時に杵築から見た大分市の焼け野原の情景を思い出した」「大分市にこんな過去があったことをはじめて知った」「見た人が“戦争は良くない、反対しなければ”、という気持ちを持つだけでも意味があると思う」「小学生の息子に大分の空襲の話を詳しく聞かせることができてよかった」といった感想が寄せられ、平和への思いを一層強く感じました。
終演後には能登半島地震の被災地復興支援のための募金を呼びかけました。集まった義援金は後日、日本赤十字を通じて送金しました。

○演劇ワークショップ開催
【開催日】2025年2月15日(土)、16日(日)[2日間連続講座]
【開催場所】iichiko総合文化センター スペースB リハーサル室
【講師】清末 典子(おおいた演劇の会 会長)
【参加者】大分県内在住の演劇経験者8名
◆「どこまで心と心を結ぶことができるか」をテーマに演劇経験者を対象としたワークショップを開催しました。既成の脚本を一部抜粋し、同じシーンを2チームに分かれて演じました。初日は演劇に関する講義や役の深め方について学んだほか、役や作品についてチームでディスカッションをしました。2日目は講師の演技指導を受けながら場面を創りあげ、お互いに鑑賞しました。参加者からは「自分がイメージしている表現ができるよう勉強していきたい」「役の掘り下げについてチームで意見を交えることで新しいものができた。もっと話していきたい」といった感想がありました。短期間で作り上げるため集中力が求められましたが、役の気持ちを伝えるにはどうすれば良いか、多くの気付きを得られたワークショップとなりました。

○大演会2025開催
【開催日】2025年2月22日(土) 【参加者】大分県内の演劇関係者37名
◆演劇関係者の交流会「大演会2025」を開催いたしました。演劇関係者37名が参加し、食事を楽しみながら交流を深めました。毎年恒例の情報交換の時間には、今年公演予定の舞台の広報や役者オーディション、ワークショップの募集などを積極的に広報し合い、大いに盛り上がりました。演劇人同士が新たな繋がりを見つける貴重な時間となりました。