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特定非営利活動法人おおいた第九を歌う会

代表者

小手川 大助

事務局長

酒井 宏

所在地

大分市 千代町2丁目1-23 弁護士法人アゴラ内

電話番号

097-537-1200

FAX番号

097-536-2000

設立

昭和29年4月17日

会員数

200名

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【団体の概要】
 「大分第九の夕べ」演奏会を開催している「特定非営利活動法人おおいた第九を歌う会」は、これまで40年間続いてきた「大分第九を歌う会」を引き継ぎ、より県民に根ざした地域文化の振興と継続、発展を目指し、新体制として平成29年に発足したNPO法人です。
 「大分第九の夕べ」は、昭和51年に県民の手でベートーヴェンの最高傑作「交響曲第九番」の合唱を毎年演奏しようという機運が高まり、翌52年12月に大分県立芸術会館ホール及び別府国際観光会館において、大分県で初めて開かれました。初回は二台ピアノの伴奏、その翌年からは九州交響楽団との共演で、これまでに40回を超える演奏会を開いており、現在では大分の“年末の風物詩”として定着しています。
 また、一般県民の方々にも「第九」の楽しさを理解していただくために、ベートーヴェンの人生や考え方を元にしたレクチャー講座を開催したり、県内の音楽・合唱に関心興味を持っている数多くの中学生を公演に無料招待する等の活動を行っています。是非、この感動を分かち合える仲間が、ステージにも客席にも増えていくことを願っています。
 当会では、今まで40年間を超える活動を続けてきた歴史を大事にし、大分の地で、年末に歓喜の歌声を響かせる活動を多くの県民と共に進めていきたいと考えていますので、ご支援をお願い致します。

【令和5年度の活動】
 令和5年度は、12月24日竹田市総合文化ホールグランツたけたにおいて、「特定非営利活動法人おおいた第九を歌う会」の合唱団約80名による第45回「大分第九の夕べ」を開催しました。
 指揮に森口真司さん、ソプラノに林満里子さん、メゾソプラノに愛甲久美さん、テノールに行天祥晃さん、バスに安藤常光さんと、大分に由縁のあるベテラン演奏家を迎えました。これに本年は大分交響楽団約60名との共演となりました。同楽団は、1963年の創設で60年間の活動歴を持つ全国でも長い歴史を誇るオーケストラです。地元大分で長い活動歴を持つ二つの音楽団体が共同して創り上げるコンサートとなりました。
 今回は大分市を離れて竹田の地での初めてのコンサートとなり、合唱団には竹田市長をはじめ地元参加者を加えることができました。聴衆もほぼ満席となる650人を迎えることができ、地域の方々にも「第九」の素晴らしさを感じてもらうことができました。加えて、アンコールで竹田の誇る作曲家・瀧廉太郎の名曲「荒城の月」をお客様と一緒に合唱することができ、新たな感動を呼び起こしました。
 竹田高校の学生5名を演奏会へ無料招待し、今まで「合唱のみ」「吹奏楽のみ」の生演奏しか聴いたことがない学生も多く、指揮者・管弦楽・ソリスト・合唱が一体となった音楽の魅力を肌で感じていました。お客様のアンケートでは、以下のように好評価でした。「演奏の一体感と迫力を初めて間近で感じることができ、大変感動した」「市民参加型の活動はすばらしい」「初めてオーケストラの第九を生で聞いた。もっとオーケストラを聞いてみたくなった」

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